現役人事労務担当が"うつ"再発して やんややんやしてる話

少しでもおかしいな"うつ"かなって思ったらすぐに病院に行って欲しいススメ。うつについて感じることをつらつら書きます。

かかる病院の処方の癖ってやっぱりある気がする

昔のうつのときは、てんかん関係に強い病院だったらしい。

 

いまの病院は、なんだろ。

内科、皮膚科、小児科、アレルギー科、漢方、整形外科、リハビリと手広い。

親子二代で回しているクリニック。

だからこそなのか、メンタル系独特の殺伐さがない。

 

悪いように捉えられるかもしれないが(というか悪いように捉えると思いますが)純粋な精神科とか心療内科って、妙な雰囲気がある。

冷たいというか、役所っぽいというか、お付き合いしてあげてるっていうか、商売っぽいというか。

まぁ、みんな病んでしまったから、あるいは先天的な個性があるという理由なんだとおもうけど。

あと、医師のストレスも半端なさそう、という想像。

 

今回のクリニックは勝手な見解だけど、広く浅くやってんのかなぁ、、、大丈夫かよとかおもってたんだけど、いい意味で老若男女内科外科いろんな方が来るからなのか患者同士ご近所さんみたいな。

ほっこりしてよかった。

初診時もしっかり事前問診、心療内科用問診、うつテスト、血圧、身長体重測定、診察前の心電図検査もしてくれたしなんか安心できた。

 

先生との会話も血の通った会話だった。

結婚した時期や(環境変化に対する確認)

旦那の理解がどれくらいか

人間関係はどんな状態か

家族にメンタル系疾患の人はいるか

残業はどんな状況か

休日はどのように過ごしているか

症状についてもきちんと話を聞いてくれた。

しかも的確なので無駄に長いことなんて無いし。

(私の仕事上の知識があるから質問の意図がわかるというのはあるが)

診察中、もろもろの話をしてたらまた涙でてちょっと恥ずかしかったけど。

 

てなわけで昔のうつの処方はたしかこんなかんじ

トレドミン

リボトリール

マイスリー

レキソタンまたはコンスタン(ソラナックス)

ビタミンB剤

 

でもまぁ、あんまりすぐには良くならなかった印象。

おそらく体の痛みがあったのでトレドミンだったのだろうとおもうが、(アメリカでは抗うつ剤ではなく線維筋痛症などの疼痛に対しての薬とのこと)トレドミンでもろもろの亢進があって、ドキドキするわ、手は震えるわ、さらにたべたくなかったからみるみる痩せた。

GAPのXXSとか、子供服を買うレベル。

 

リアルな悪夢を多く見ていたので脳神経を休めるてんかん薬でもあるリボトリール処方ってのはなんとなくずめずらしかったのかなと今思う。つまるところやはりてんかんを得意とする病院だったんだろうなと。

そこに導入としてマイスリーだったのかなーって。想像。

 

トレドミンはしばらく飲んでたけどあまりに激痩せしたので、漢方も加えたりとか針とか灸とかためしたけど漢方がクソまずくて飲むのが嫌すぎた笑

 

結論、昨今ではうつに対しての第一選択肢ではないレトロな抗うつ剤アモキサンに切り替え、仕事もぼちぼち始めたら順調に治ったという。

薬から解放され、霧が晴れ、肩に乗ってたなんか重いものがなくなるみたいな劇的に回復するあの感覚、ほんとにみんなに感じて欲しい。

 

(そして現在+15kgというオチ)

 

 

 

 

今回のうつ(2017年4月)の症状

泣いて会社に行けなかったのでせめて病院に行ったわけだ。

最悪の動けないうつではないので、病院はいけた。というかもはや行きたかった。行けてよかった。

 

症状は

・不意の動悸

・イライラ

・話しかけられたくない

・話したくない

・喜ぶべき事に素直に喜べない

・なんとなく孤独感

・眠れるけどやたらリアルな夢(夢から覚めたとおもったらまだ実は夢とか)

・笑うのが面倒

・もっとできそうなことが出来ない感じ

・優先順位を決められなくて混乱する

・泣きたい、泣きそう

・無駄に慎重になる

・風呂めんどい

・服を決めるのが苦痛

・化粧が苦痛

・片付けが苦手になる

・食欲はあるけど食いてー!って感じはない(ラーメン二郎大好きなのに食べたい気がしない)

 

たださ、精神科とか心療内科って完全予約制だったりして冷たいよね。ってよく思う。

仕方ないけど。

予約待ってる間に悪化するっつーの。

はやく受診しましょうとかいう割にさ。

 

泣きやんだ後病院検索。

目星は付けてたけどみんな、当日予約はできなかった。

こっちは困ってんねん!!!

だいたい経験上予約入れても平気で1時間待つしね。

 

とか思いながら、あまり期待せず内科外科リハビリ心療内科とかもやってる診療領域の手広いクリニックをダメ元で訪問。

予約なしでOKですよってHPに書いてあるし。

 

そしたらね、もういい病院すぎた。

受付の姉御もいい人で、家を改築してクリニックにしてるようなので心電図とるとことかめちゃ狭いけど何かほっこりした笑

混みすぎてないし、家みたいだし。

ドクターも、きちんと話を聞いてくれたし質問もしっかりしてくれた。

てかちょっとタイプだわ笑

 

心電図異常なし→つまりストレス

うつテスト→軽度うつ

 

ということで結局は投薬になりました。

あんまり飲みたくないんだけどね。

むかしのうつのときの抗うつ剤副作用で今より15kgくらいなくてガリガリすぎてヤバかった頃もあったりでおそろしいような気もしたけど物は試しということで。

ジェイゾロフト

ロヒプノール

メイラックス

ソラナックス

 

こんな感じで副作用はほぼなし。

癖としては夢関係が昔からやたらリアルな体質で明晰夢とか見るタイプなのでそこか一番様子見たいところ。

でも睡眠薬のキレ悪いと会社行けないのが恐ろしいからいまのままでもいいかな。

動悸も治まってきて、投薬に関しては順調です。

ソラナックス(コンスタン)は毎食後一錠っていわれたけど頓服でもいいよっていわれたから無駄に飲まず頓服利用してます。

あ、ちなみに有名な商品名で記載してますが、薬局の在庫次第で結構ジェネリック使ってます。

メンタル系の薬高いんだもん。

鬱っぽいので早く病院に行かなきゃってわかってたけど大丈夫って思いたかった

新卒二年目くらいに、うつだと思われるものを経験した。

そりゃ家に帰っても二時間睡眠で、始発から働きに行って、終電以降にタクシー生活してればそりゃあなるよねえ、うん。

会社で36協定とか説明されてもなんのことか一切わからなかったよ、今思っても笑

 

その頃はうつとかの知識なかったけどね。

たまたま付き合ってた彼氏がうつだったのでうつを知った感じ。

多分ちょっと引っ張られてうつになった気もする。

 

その時は23歳で飲食店の店長をやっていて、

昇格も同期で一番、上司からの評価もおそらくとてもよかった。

でもだんだん疲れてきたんだろうね、

「賞味期限切れのものがお客様に売られて、大クレームになったらどうしよう」

とか

「責任が重すぎる」

とか、単純にものすごく、人間として受け入れがたいお局スタッフがいたりと。

 

だんだん仕事に行きたくなくなってきて(サボったことは店が回らないのでない)

そしたら本当にリアルに行けなくなってきた。

39度の熱が出るような溶連菌やらなんやらに月数度かかり、仲良くしてもらってた近隣のお店からのヘルプをお願いしていたけどそれも限界があるよね。

完全に体が弱ってた。

 

気づくとカッターを買って、お店でリストカットしたりしていた。

ざっくりは行けなくて、ちょっと傷ついたくらいだったので既に跡はないけど。

 

そしたら、めっちゃお世話になってる上司と、おそらくもっと偉いであろう見たことのない上の人が来て「休職する?」って聞かれて「できれば休みたい」と素直に言った記憶がある。

正直あんまり覚えてないけど。

 

その頃の記憶があまりなくて、確か胃がめっちゃ痛かった。そして多分毎日辛くて辛くて、ぼーっとしていたと思う。

 

いつか書こうと思うけど、「多嚢胞性卵巣症候群」という診断もでた頃で、

(簡単にいうと不妊症で子供できないかも的な)女性として生きていること、もっと言うと生きていることがだんだん嫌というか不安というかそんな感じだったと思う。

 

今もたまに思うけど、世界が一斉に消えたらいいのにと。

生きてるのがめんどくさいな、みたいな。

 

と言うわけでその後一年くらいはほぼ社会からドロップアウト状態。

実家にいたので傷病手当金でなんとかやってた感じでした。

 

・・・・ということもあって、2度と痛い目見たくない!!!!!

ので、ちょっと変な時は適当に会社休んだり、家事も何もやらない宣言とかしてたし。でも、どうにもこうにも今回は行かなかったらしい。

症状が出て来たことを自覚してたのに、休めない、病院行けない日々が続いた。

そして大丈夫とも思いたかった。

でもダメだったわ!!!笑

 

症状については次のエントリにて。

軽度うつ診断出ちゃった話

17年4月。

仕事が人事のため3.4月は一番の繁忙期。

覚悟はしてたし、転職して3.4年経つし、今までちょっとやそっともでかいトラブルもそれなりに乗り越えてこれた。

 

けど、何かこういろいろあって、(後日書こうかな)四月初旬くらいから「どくんっ」と前触れもなくくる気持ち悪い動悸がし始めた。

まぁこの時点でなんかおかしいんだろうなとは思ってたけど...

仕事はその時期忙しくてほぼ毎日23時くらい。

労基法ひっかかるのでバレたらヤバイが0時回ってタクったこともあった。

(もっとやってる人には失礼だけど十分過労リスクあります)

自身は子無しだけど既婚で、家事する余裕ないのが後ろめたい。

幸い、良い意味で適当に自由にしてくれるし、夕飯も作ってくれるし、仕事に対する理解のある旦那はんなのでそのへんはストレス緩和できた部分があってとても助かった。

 

四月後半、労務関係のややこしい対応、決算、新取り組み、掛け持ちタスク、新卒研修フォロー、出張、上司の体調不良。

重なった結果、「仕事がいやだ逃げたい」という感情が芽生え始め、正直やばいなと思い始めた。

でも仕事を投げ出せない。

GWまであとちょいだからなんとか耐えたい。

(10日くらい連休とれるので)

 

夜はときたま「つらい」といって旦那に泣きついたこともあった。

うん、やばいよねこれ。

 

ついに、GW突入前日、いろいろスケジュールは入ってたのに朝、涙が出て外に出れない。

いろんな感情が渦巻いてつらくて涙が止まらない。

一度は遅れて行くと伝えたけど無理で上司に号泣しながら電話。

 

「そういうこともあるよ、やすみなね」

 

って言ってくれて、休んだ。

(もともと上司とはよくコミュニケーションをとって自分のメンタル履歴は伝えてたけど、さすがにビビったんじゃないかな、普段そう見えないキャラだから)

 

休みをもらったんだし、GW入ったら病院休みだから、せめて早いとこ手を打たなきゃと思って心療内科受診。

やな予感はしたけど結局「軽度うつ」の診断でした。(動悸が気持ち悪かったので心電図と、きちんとした鬱テストの様なものを実施の上。たしかこれ→http://www.utsu-s.jp/check/)

 

重度になると半端なく大変なのは仕事上、また今までの、知人との関係上理解してたので間違いなくさっさと病院行くべきとわかってて行ったし...

一応診療依頼は「うつっぽいんで投薬が必要か、相談したい」という内容。

でも、結局は「軽度うつ」

やっぱりちょっと凹みますよね。

いわゆる抗うつ剤、安定剤、睡眠薬を処方されました。

 

会社行けます?って聞かれたけど行けない気持ちは無かったのでGWあけてひとまず通勤してる状況です。