最強の認知行動療法を見た日
本日は私の家族の話でもしようと思います。
話のオチとしては表題「最強の認知行動療法を見てしまった瞬間」です。
今回のうつ発症で医師にも初診で聞かれたのですが「ご家族にメンタル疾患の方はいらっしゃいますか」と。
ええ、いますともw
弟→中学から適応障害からの不登校、通信制高校をなんとか卒業するも強迫性障害、現在躁うつらしい。なんとか生き抜こうと前向きなのでよし。若干シスコン気味か・・・?
母→更年期障害をきっかけに盛大にうつ発症。現在4年目くらいになるのかしら。
一時期はどうなるかと思ったけどゆっくり回復中
母方の祖父→詳しくは知らないが定年した際、喪失感にさいなまれ、うつだったんじゃないか疑惑あり。(当時はメジャーじゃないしね)
そんなわけで遺伝説も割とあるんじゃないですかね!笑
今日は弟の強迫性障害の時の話ですが、それはもうthe強迫性障害でした。
手を洗うことをやめられなくなったところから始まり、外は汚い、外出できない、
家にいても何か気にくわないものが触れると着替える(1日何回も)
風呂も何度も入る、アルコール消毒スプレーは必須、結果ほぼ部屋にいるという。
一度ものを考え始めると止まらなく、
「免許を将来取りたい、でも取れるか不安、でも取りたい(これを10000回くらい)
「飛行機に乗れるか不安、どうしたらいいかわからない、でも飛行機(以下略
これは親戚が大分にいて、いつか行きたいというところから始まったらしい。
印象に残ってるのはこの二つの話題だけど一日中付き合わされる母の気が狂わなかったのは本当尊敬しました。(のちにうつになりますけど)
どのくらいの期間だったか本人ではないので覚えてないんですが、1〜2年くらいはそんな状態だったかなと記憶してます。
ハンドソープ代、水道代、バカになんなかっただろうなあ・・・・
弟の主治医にも「難治、治る可能性は低め」と言われてた見たいです。
それがですね、なんかのきっかけで足の骨を折ったんです、弟が。
実家は二階建てで弟の部屋は二階。
階段は松葉杖をついて昇降できなかったようで、階段の床に手をついて上り下りせざるを得ないという本人にとっては絶望的な状況。
しかし風呂が1階である事でどうしても1階に降りるという作業が本人には必要だったらしい。
「汚い」のが嫌なのに、床、しかも人が何度も通るところ、ホコリもそりゃたまります。
でもそこに「手をついて」上り下りするしかない。
そしたら「汚いもの触っても大丈夫なんじゃん!!!!」って急に彼の頭の中でなったらしく、強迫性障害はほぼ寛解に至るという・・・
奇跡の骨折きっかけ。(骨折してなかったらどうなってたんだか恐ろしい)
「認知行動療法とはこれか!!!!!!!!」と目の当たりにしました。
やっぱり認知の歪みやクセがメンタル疾患改善の一つのキーなんだなと、
ここまで体験したら納得せざるを得ません。
まだちょっと強迫性障害的な考え方の歪みは残っているのは姉としてわかってたんですが、最近LINEでいきなり「俺、これ系だよね?」と、強迫性障害の症状のスクリーンショット送ってきて、「お前気づいてなかったのかああああああ!!!!!」って驚愕しましたw
一言言いたい。「ちげーよw」
ま、今は躁鬱と戦いつつ、精神障害者枠でも正社員就業したいという事で就活中ですが、
良い仲間に囲まれ支えられながら、また姉としても応援しながら生きているのでひとまず良しとしたいと思います。
以上、最強の認知行動療法を見た日でした。
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