現役人事労務担当が"うつ"再発して やんややんやしてる話

少しでもおかしいな"うつ"かなって思ったらすぐに病院に行って欲しいススメ。うつについて感じることをつらつら書きます。

【前半】再発 通院開始から約1ヶ月の経過

さて、17年5月のGW突入前日に涙が止まらなくて会社に行けなく、

せめて病院を受診した日から約1ヶ月が経ちます。

 

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 今回はその後の症状についての記録です。

 

1〜2週間(投薬毎の期間で記載しよう)

【投薬内容】

ジェイゾロフト25mg

ロヒプノール

メイラックス

ソラナックス(ほぼ頓服利用)

 

●身体的症状

とりあえずGWの予定はほぼ入れないようにしていたので基本は在宅。

 ひたすらダラダラする。家事はほどほどに。寝る。夕食作るの面倒な日は外に出たり。

お酒はもともと強いので日によっては弱いお酒2、3杯は飲んでたかな。。。

(いきなり飲まないのも常連の店でちょっと気まずいと言うのもあり)

  

ところがGW二日目頃から胸が痛み出す。4日くらいずっと痛かった。

「肋骨折れた?ヒビ入った?」ってくらい痛い。

寝てる間に旦那の寝相にやられたか?なんて笑ってたんだけど真面目に痛い。

くしゃみも痛い、何しても痛い。うつ伏せ状態がせめて楽くらい。

GWだし整形外科やってねーよ!とか思ってたらだんだん痛みが薄れて来た。

次の通院時に医者に聞いたら「おそらく症状の一つですね、胸の痛みや苦しさはよくあるんですよ」だって。確かに。よくネットで見るわ。

  

5日もすると「あれ?痛くない」ってな状態に。

つまり今から考えると体も心も休まり、薬もやや効き始めていた、と言ったところだったのではないかと思います。

 

鬱々した気分はあまりなく、(と言うかGW直前で休んだことによりもう諦めの境地)

比較的どうでもよくなってました。

仕事のことはなるべく考えず「嫌だ」と言う感情も持たず、無心に専念してました。

 

●睡眠について

通院前はもう不定期な動悸が結構すごくてものすごくストレスでした。

寝る前も心臓バクバクして「眠れんのこれ???!!!」と言う感じで、

まあ寝れるんですけど「夢」がひどいんです。

夢の中で夢から覚めてもまだ夢で。。。とか5重くらいの状態になってたりとか

ひたすらエロい夢を見るとか(何それって感じだけど)

離婚するような悪夢とかそう言うなんかこうダメなやつです。

 

ロヒプノールをはじめとする睡眠薬+安定剤(って言っていいのかな)を飲み始めてからはかなり楽です。夢は大変少なくなった。

夜中に少し目覚めたり、フラフラしながらトイレに行くことはあっても、

本当に夢に関してはあまり悩まなくなりました。

幸い、薬のキレも私にとってはちょうど良いようで、飲み始めは普段気づくような旦那の動きに気づけなかったり(GWも一部旦那は仕事。見送りしたい派)したけど、GW終了後の通勤開始も朝起きれない、寝過ごした!みたいなことは無く・・・

ただ、昼もよく寝てたのでその時はロヒプノール飲まないので夢見悪かったですやはり...

 

総合して軽傷で受診するってやっぱよかったなって思えました。

 

●仕事について

GW明け1日目は入社対応もあり(しかも自分の部下が入ってくる)

また月初の経理的な処理もありかなり構えて行って、無情にも残業はしっかりある。

(月初は本当仕方ない)

そしたら翌日、ダメでしたw

朝、動悸と不安感みたいなもので会社行ける気がしなくて「フレックスで10時半頃出社します」と伝えてソラナックス頓服で飲んで寝たら気づいたら10時半過ぎてたと言う!!!!!!

初めてやらかしました。

連絡なしの遅れ。

 

この時やっぱ自分ちょっと普通じゃないなと再確認しました。

 

第二回の診察に続く・・・

心の不調というより脳の不調と思うようにしたい

書きたいことがまとまらず、そして眠い。

三日坊主寸前でした。

 

ところで「心の風邪」、とか「心の病」、みたいな表現がイマイチ嫌いなんです実は。

メンタル的な部分で身体がうまく機能しなくなるのは理解するけど、うつという部分で(ほかの病気のことはあまり下手なことはいえないので)ピックアップすればセロトニンだのノルアドレナリンの量だとか交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなってるということであって、なんなら個人的には"脳の不調"と思っているわけです。

なんか、心を否定された気分になるので...

(ただわかりにくいので止むを得ずメンタル疾患と呼ばせてもらいますが)

 

なのでそこをうまく理解させてくれるような情報が無いといけないかもなあ、と。

そして悩みに悩み、どつぼにハマりさらに薬が増えるようなメンタル泥沼になるのかしら、、、なんて勝手に想像してます。

みんな、いまいろんなメンタル疾患を持っていても、心や考え方があったからこそかかりたくも無い病気になったんだと。

 

その上で、薬だけに頼るっていうのはあまり賛成できないという持論です。

脳出血起こして麻痺があってもリハビリで機能を回復しなければ動くことはできなくなるからガチで頑張ってたりする反面で、

糖尿病や高血圧なのに薬だけ飲んでて食生活気をつけないとか。

 

社員で治す気あるのか?って思う人が数名いるので半分愚痴です。

もちろん動けない時はしっかり真面目に薬を飲んで、寝たいだけ寝ればいいと思います。

きちんと休んでください。

人を頼りまくっていいと思います。

 

そして少し回復したら、認知行動療法的な角度なのかもしれませんが、まずは諦めるもんは諦めるとか、こだわりや「じゃなきゃいけない」ことを少し緩めるのが良い気がします。

大概の人は明日に回してもやらなくても死者は出ない仕事(医療関係省いて考えよう。)なのに頑張っちゃうんだよ。

なんか知らないけど大体の人はクソ真面目だからやりすぎ考えすぎ頑張りすぎでドツボにハマって疲れちゃうんだよね。

日本企業って非効率なこと大好きだしね。

仕事に限ったことではないけど考え方の歪みや偏り、クセが治らない限り本当の意味で寛解ってことはないんじゃないかと思ってます。

 

そしてそれに気をつけていても再発するうつってほんとイラっと来ますよね笑

 

さてさて、早めに心療内科を受診して約一ヶ月が経とうとしております。

抗うつ剤は効いてくるまで時間がかかるものなので服薬一週間後、二週間後...というところではやはり改善に向かっているように感じます。

次は服薬開始からの調子でも書こうと思います。

 

ただ、ちょっとハイテンションになりすぎることがありちょっと疲れるような・・・

頑張りすぎる病はやっぱり治りにくいみたいですね!笑

かかる病院の処方の癖ってやっぱりある気がする

昔のうつのときは、てんかん関係に強い病院だったらしい。

 

いまの病院は、なんだろ。

内科、皮膚科、小児科、アレルギー科、漢方、整形外科、リハビリと手広い。

親子二代で回しているクリニック。

だからこそなのか、メンタル系独特の殺伐さがない。

 

悪いように捉えられるかもしれないが(というか悪いように捉えると思いますが)純粋な精神科とか心療内科って、妙な雰囲気がある。

冷たいというか、役所っぽいというか、お付き合いしてあげてるっていうか、商売っぽいというか。

まぁ、みんな病んでしまったから、あるいは先天的な個性があるという理由なんだとおもうけど。

あと、医師のストレスも半端なさそう、という想像。

 

今回のクリニックは勝手な見解だけど、広く浅くやってんのかなぁ、、、大丈夫かよとかおもってたんだけど、いい意味で老若男女内科外科いろんな方が来るからなのか患者同士ご近所さんみたいな。

ほっこりしてよかった。

初診時もしっかり事前問診、心療内科用問診、うつテスト、血圧、身長体重測定、診察前の心電図検査もしてくれたしなんか安心できた。

 

先生との会話も血の通った会話だった。

結婚した時期や(環境変化に対する確認)

旦那の理解がどれくらいか

人間関係はどんな状態か

家族にメンタル系疾患の人はいるか

残業はどんな状況か

休日はどのように過ごしているか

症状についてもきちんと話を聞いてくれた。

しかも的確なので無駄に長いことなんて無いし。

(私の仕事上の知識があるから質問の意図がわかるというのはあるが)

診察中、もろもろの話をしてたらまた涙でてちょっと恥ずかしかったけど。

 

てなわけで昔のうつの処方はたしかこんなかんじ

トレドミン

リボトリール

マイスリー

レキソタンまたはコンスタン(ソラナックス)

ビタミンB剤

 

でもまぁ、あんまりすぐには良くならなかった印象。

おそらく体の痛みがあったのでトレドミンだったのだろうとおもうが、(アメリカでは抗うつ剤ではなく線維筋痛症などの疼痛に対しての薬とのこと)トレドミンでもろもろの亢進があって、ドキドキするわ、手は震えるわ、さらにたべたくなかったからみるみる痩せた。

GAPのXXSとか、子供服を買うレベル。

 

リアルな悪夢を多く見ていたので脳神経を休めるてんかん薬でもあるリボトリール処方ってのはなんとなくずめずらしかったのかなと今思う。つまるところやはりてんかんを得意とする病院だったんだろうなと。

そこに導入としてマイスリーだったのかなーって。想像。

 

トレドミンはしばらく飲んでたけどあまりに激痩せしたので、漢方も加えたりとか針とか灸とかためしたけど漢方がクソまずくて飲むのが嫌すぎた笑

 

結論、昨今ではうつに対しての第一選択肢ではないレトロな抗うつ剤アモキサンに切り替え、仕事もぼちぼち始めたら順調に治ったという。

薬から解放され、霧が晴れ、肩に乗ってたなんか重いものがなくなるみたいな劇的に回復するあの感覚、ほんとにみんなに感じて欲しい。

 

(そして現在+15kgというオチ)

 

 

 

 

今回のうつ(2017年4月)の症状

泣いて会社に行けなかったのでせめて病院に行ったわけだ。

最悪の動けないうつではないので、病院はいけた。というかもはや行きたかった。行けてよかった。

 

症状は

・不意の動悸

・イライラ

・話しかけられたくない

・話したくない

・喜ぶべき事に素直に喜べない

・なんとなく孤独感

・眠れるけどやたらリアルな夢(夢から覚めたとおもったらまだ実は夢とか)

・笑うのが面倒

・もっとできそうなことが出来ない感じ

・優先順位を決められなくて混乱する

・泣きたい、泣きそう

・無駄に慎重になる

・風呂めんどい

・服を決めるのが苦痛

・化粧が苦痛

・片付けが苦手になる

・食欲はあるけど食いてー!って感じはない(ラーメン二郎大好きなのに食べたい気がしない)

 

たださ、精神科とか心療内科って完全予約制だったりして冷たいよね。ってよく思う。

仕方ないけど。

予約待ってる間に悪化するっつーの。

はやく受診しましょうとかいう割にさ。

 

泣きやんだ後病院検索。

目星は付けてたけどみんな、当日予約はできなかった。

こっちは困ってんねん!!!

だいたい経験上予約入れても平気で1時間待つしね。

 

とか思いながら、あまり期待せず内科外科リハビリ心療内科とかもやってる診療領域の手広いクリニックをダメ元で訪問。

予約なしでOKですよってHPに書いてあるし。

 

そしたらね、もういい病院すぎた。

受付の姉御もいい人で、家を改築してクリニックにしてるようなので心電図とるとことかめちゃ狭いけど何かほっこりした笑

混みすぎてないし、家みたいだし。

ドクターも、きちんと話を聞いてくれたし質問もしっかりしてくれた。

てかちょっとタイプだわ笑

 

心電図異常なし→つまりストレス

うつテスト→軽度うつ

 

ということで結局は投薬になりました。

あんまり飲みたくないんだけどね。

むかしのうつのときの抗うつ剤副作用で今より15kgくらいなくてガリガリすぎてヤバかった頃もあったりでおそろしいような気もしたけど物は試しということで。

ジェイゾロフト

ロヒプノール

メイラックス

ソラナックス

 

こんな感じで副作用はほぼなし。

癖としては夢関係が昔からやたらリアルな体質で明晰夢とか見るタイプなのでそこか一番様子見たいところ。

でも睡眠薬のキレ悪いと会社行けないのが恐ろしいからいまのままでもいいかな。

動悸も治まってきて、投薬に関しては順調です。

ソラナックス(コンスタン)は毎食後一錠っていわれたけど頓服でもいいよっていわれたから無駄に飲まず頓服利用してます。

あ、ちなみに有名な商品名で記載してますが、薬局の在庫次第で結構ジェネリック使ってます。

メンタル系の薬高いんだもん。

鬱っぽいので早く病院に行かなきゃってわかってたけど大丈夫って思いたかった

新卒二年目くらいに、うつだと思われるものを経験した。

そりゃ家に帰っても二時間睡眠で、始発から働きに行って、終電以降にタクシー生活してればそりゃあなるよねえ、うん。

会社で36協定とか説明されてもなんのことか一切わからなかったよ、今思っても笑

 

その頃はうつとかの知識なかったけどね。

たまたま付き合ってた彼氏がうつだったのでうつを知った感じ。

多分ちょっと引っ張られてうつになった気もする。

 

その時は23歳で飲食店の店長をやっていて、

昇格も同期で一番、上司からの評価もおそらくとてもよかった。

でもだんだん疲れてきたんだろうね、

「賞味期限切れのものがお客様に売られて、大クレームになったらどうしよう」

とか

「責任が重すぎる」

とか、単純にものすごく、人間として受け入れがたいお局スタッフがいたりと。

 

だんだん仕事に行きたくなくなってきて(サボったことは店が回らないのでない)

そしたら本当にリアルに行けなくなってきた。

39度の熱が出るような溶連菌やらなんやらに月数度かかり、仲良くしてもらってた近隣のお店からのヘルプをお願いしていたけどそれも限界があるよね。

完全に体が弱ってた。

 

気づくとカッターを買って、お店でリストカットしたりしていた。

ざっくりは行けなくて、ちょっと傷ついたくらいだったので既に跡はないけど。

 

そしたら、めっちゃお世話になってる上司と、おそらくもっと偉いであろう見たことのない上の人が来て「休職する?」って聞かれて「できれば休みたい」と素直に言った記憶がある。

正直あんまり覚えてないけど。

 

その頃の記憶があまりなくて、確か胃がめっちゃ痛かった。そして多分毎日辛くて辛くて、ぼーっとしていたと思う。

 

いつか書こうと思うけど、「多嚢胞性卵巣症候群」という診断もでた頃で、

(簡単にいうと不妊症で子供できないかも的な)女性として生きていること、もっと言うと生きていることがだんだん嫌というか不安というかそんな感じだったと思う。

 

今もたまに思うけど、世界が一斉に消えたらいいのにと。

生きてるのがめんどくさいな、みたいな。

 

と言うわけでその後一年くらいはほぼ社会からドロップアウト状態。

実家にいたので傷病手当金でなんとかやってた感じでした。

 

・・・・ということもあって、2度と痛い目見たくない!!!!!

ので、ちょっと変な時は適当に会社休んだり、家事も何もやらない宣言とかしてたし。でも、どうにもこうにも今回は行かなかったらしい。

症状が出て来たことを自覚してたのに、休めない、病院行けない日々が続いた。

そして大丈夫とも思いたかった。

でもダメだったわ!!!笑

 

症状については次のエントリにて。

軽度うつ診断出ちゃった話

17年4月。

仕事が人事のため3.4月は一番の繁忙期。

覚悟はしてたし、転職して3.4年経つし、今までちょっとやそっともでかいトラブルもそれなりに乗り越えてこれた。

 

けど、何かこういろいろあって、(後日書こうかな)四月初旬くらいから「どくんっ」と前触れもなくくる気持ち悪い動悸がし始めた。

まぁこの時点でなんかおかしいんだろうなとは思ってたけど...

仕事はその時期忙しくてほぼ毎日23時くらい。

労基法ひっかかるのでバレたらヤバイが0時回ってタクったこともあった。

(もっとやってる人には失礼だけど十分過労リスクあります)

自身は子無しだけど既婚で、家事する余裕ないのが後ろめたい。

幸い、良い意味で適当に自由にしてくれるし、夕飯も作ってくれるし、仕事に対する理解のある旦那はんなのでそのへんはストレス緩和できた部分があってとても助かった。

 

四月後半、労務関係のややこしい対応、決算、新取り組み、掛け持ちタスク、新卒研修フォロー、出張、上司の体調不良。

重なった結果、「仕事がいやだ逃げたい」という感情が芽生え始め、正直やばいなと思い始めた。

でも仕事を投げ出せない。

GWまであとちょいだからなんとか耐えたい。

(10日くらい連休とれるので)

 

夜はときたま「つらい」といって旦那に泣きついたこともあった。

うん、やばいよねこれ。

 

ついに、GW突入前日、いろいろスケジュールは入ってたのに朝、涙が出て外に出れない。

いろんな感情が渦巻いてつらくて涙が止まらない。

一度は遅れて行くと伝えたけど無理で上司に号泣しながら電話。

 

「そういうこともあるよ、やすみなね」

 

って言ってくれて、休んだ。

(もともと上司とはよくコミュニケーションをとって自分のメンタル履歴は伝えてたけど、さすがにビビったんじゃないかな、普段そう見えないキャラだから)

 

休みをもらったんだし、GW入ったら病院休みだから、せめて早いとこ手を打たなきゃと思って心療内科受診。

やな予感はしたけど結局「軽度うつ」の診断でした。(動悸が気持ち悪かったので心電図と、きちんとした鬱テストの様なものを実施の上。たしかこれ→http://www.utsu-s.jp/check/)

 

重度になると半端なく大変なのは仕事上、また今までの、知人との関係上理解してたので間違いなくさっさと病院行くべきとわかってて行ったし...

一応診療依頼は「うつっぽいんで投薬が必要か、相談したい」という内容。

でも、結局は「軽度うつ」

やっぱりちょっと凹みますよね。

いわゆる抗うつ剤、安定剤、睡眠薬を処方されました。

 

会社行けます?って聞かれたけど行けない気持ちは無かったのでGWあけてひとまず通勤してる状況です。